我々のガイダンスの信条

1. トップレベルというだけではなく最適な学校

海外留学は、単なる金銭的なコミットメントだけでなく、多感な成長期におけるお子様の人格形成に重要な役割を果たすため、ご家庭にとって重大かつ重要な決断です。ボーディングスクールでの経験は、学術的・社会的環境、教師陣や友人たちなど、幅広く子供の成長を形作ります。そのため、学校を選択する際には、子供の能力や素質、ニーズを慎重に検討し、それに応じた学習環境に不可欠な要件を吟味する必要があります。知的刺激が不十分では海外教育本来の目的を損なうことになり、かといって過度に背伸びをすると逆効果で、子供に敗北感と自身喪失をもたらすことにもなりかねません。重要なのはそのバランスです。

2. ランキングに囚われない

同レベルの学校であれ、ひとつとして同じものはなく、子供一人ひとりにそれぞれ異なる影響を及ぼします。各プレップスクールは固有の信念に基づいて設立されており、その特有の個性は学校生活で経験するあらゆる細部にまで行き渡っています。ある子供に最適な学校が別の子供にも同じく最適であるとは限りません。ボーディングスクールで経験することの多くが人格形成に関わります。そのため、最適な学校選びのためには、統計的データの比較というハード面にとらわれず、往々にして最終的に理想的な選択の鍵を握るソフト面(雰囲気、文化、伝統)を分析する必要があります。自らキャンパスを訪問し、教職員のほか、在校生たちやその保護者と接触して得られる直接的な体験を踏まえた上で、数値で表されるランキングを参考にすることが望ましいでしょう。

3. 積極的で綿密なコーチング

名門ボーディングスクールに入学する際の競争は、外国人留学生の間で特に激しくなっています。外国人留学生の入学率が10%を下回ることも珍しくない中、運を天に任せることはできません。出願プロセスすべてにおいて、つまり学校に関心を示す段階から出願後のフォローアップ、入学の見込みを向上させる試みまで、戦略的かつ慎重なアプローチが必須です。学生のベストな面を際立たせるためには、学術面と課外活動双方に関する情報を慎重に提示する必要があります。学生と保護者によるエッセイ、アンケート形式のエッセイは、中心的メッセージが明確かつ理路整然と述べられ、全体を通して具合的でなければなりません。推薦状は、中心的メッセージをより強めるという目的に叶った教師に依頼します。標準試験は最適なタイミングで準備しなければならず、面接の前には入念なリハーサルが必要です。

4.ポートフォーリオの構築

最高の出願書類を揃えることは、プロセス全体において、ほんの一部、しかも最終段階でしかありません。それ以上に大事なのは、しっかりとした基盤です。これなくしては、見栄えのいい出願書類も信憑性のない空虚なものに映るでしょう。入念に計算された準備はもちろんですが、学術、芸術、音楽、スポーツ、社会奉仕活動、国際的な体験という多岐にわたった分野で、幅広く達成された基盤が必要となります。ポートフォリオは、人格の深さ、洞察力、プレゼンテーション力、社会的成熟度、リーダーシップの発揮能力を反映するものでなければなりません。このような資質は時間をかけて構築されるものであり、一夜で確立することはできません。残念ながら、この事実に気づくのが遅すぎる学生と保護者は多く、気づいた時には基盤の構築はおろか、体裁を整える時間さえほとんど残されていません。

5. 両親の関与

学校の選択と出願のプロセスは、学生のみならず、ある程度その両親にとっても、内省と自己発見をする教育的な旅路です。最終的な入学成功のために果たす両親の役割に疑いの余地はありません。多くの場合、両親の積極的な情報提供があってこそ、カウンセラーは子供がどのような家庭でどのように育ってきたか理解を深め、性格、長所、短所を的確にとらえて、戦略を立てることができます。また、このコミュニケーションを通じて、子供に対するビジョンや期待を両親が具体的に把握できることも多々あります。子供が人格を形成する時期において、親は変化を推進する大事な役割を担っています。親がその変化を一貫して支持し、促す姿勢に徹しなければ、カウンセラーが何を推奨しても大した意味を持ちません。

6. 成績優秀者ではなく傑出したリーダー

教育とは単なる勉強や成績ではありません。教育は単純な知識の獲得を目的とするものではなく、心の鍛錬、人格の構築、世界のリーダーの育成という、はるか広範囲にまで及びます。海外留学をする学生は、厳しさと規律を通して、論理的かつ独立的な思考を学び、品位や道徳規範の価値を理解し、自信と落ち着きを養い、センスとスタイルを身につけます。また、生涯にわたるネットワークと絆を培う交流を育みます。海外での経験は、子供が将来権能と権限を伴う地位を獲得してリーダーとなるための準備をすることを目的とした全人格教育です。学術的な知識はリーダーシップの一部を形成するものでしかありません。長年にわたる経験と学生たちの観察から導きだ出されることは、素晴らしいリーダーシップの資質こそ、アイビーリーグ、オックスブリッジ、その他トップレベルの大学が学生に求める資質だということです。